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「縁だよ縁」では主にフィルム(銀塩)カメラを取り上げてきましたが、ここに来て、デジタルカメラも個性的な機種が登場してきました。
たとえば、『M5』に似たライカの『DEGILUX 2』は中身はパナソニックの『LUMIX LC-1』と同じですが、ライカのロゴマークがついているだけでグラッとくる方が少なくないはずです。また、今年の夏にエプソンから登場する『R-D1』(7月発売予定)は、世界初のレンジファインダーデジタルカメラです。レンズマウントがEMマウント(ライカ社M型互換マウント)で、ライカMマウントレンズだけでなくアダプターを介せばLマウントレンズも使えます(一部使用不可)。かつてのエルマー50mmを装着したら、どんなデジタル画像が撮れるのでしょうか。発売が楽しみです。
デジタルカメラもユニークなモノが出てきて、成長期から成熟期に入ってきたようです。そんなことで、フィルムカメラだけではなく、注目に値するデジタルカメラも、このページで取り上げていきたいと思います。
そこで今回は、発売と同時に購入した『Nikon D70』(以下『D70』)についてレポートしてみたいと思います。
『D70』は先輩の『D100』をしのぐスペックを持ちながら価格は『D100』の半分。エントリーモデルとはいえない高性能なデジタル一眼レフ。などとカメラ雑誌などでの前評判は上々でした。
僕もニコンの新製品発表会でいち早く『D70』に触 れましたが、ただ触ったというだけで、本当のところはわかりませんでした。でも購入して使ってみると、前評判が決してオーバーではないことがわかりました。
『D70』の特徴のひとつに、起動時間0.2秒というのがあります。電源を入れ、撮影できる状態までの時間のことで、ストップウオッチで計ったわけではありませんが、瞬時に撮影状態になります。『D70』の起動時間は確かに速い。
また、撮った画像をCFカードに記録する時間もかなり速くなりました(使用するCFカードによって多少の時間差があります)。『D70』の素早いレスポンスには正直、驚きました。
二つ目の特徴に、約3コマ/秒、最大144コマの連続撮影が可能(画質モード・ノーマル。画質サイズ・Lの場合で、CFカードの種類にもよる)というのがあります。『D100』を上回る高速性能です。僕はまだ試していませんが、スポーツ、鉄道、飛翔する野鳥などを撮る人にとっては、またとない魅力でしょう。
三つ目の特徴に「仕上がり設定」機能があります。輪郭協調や階調補正、彩度、色合いなどをあらかじめ設定しておくと、被写体に合った最適な写真を撮ることができます。たとえば風景を撮るときに仕上がり設定で「風景きれい」を選択しておくと、標準で撮ったものよりも彩度が上がり、シャープネスが強くなってメリハリのある写真が撮れます。
仕上がり設定にはカスタマイズという項目もあり、自分好みのセッティングができます。初心者からベテランまで活用できるユニークな機能です。
電源は『D100』と同じものですが、持ちがよくなり撮影枚数が増えました。また、液晶モニターの各種設定メニューは文字が大きくなり、ご高齢の方にも見やくなりました。こうした細かいことにも配慮した『D70』は、各社から今後発売されるデジタル一眼レフのひとつの指針になるのではないでしょうか。
その他のスペックはカメラ雑誌などにお任せして、実際に撮った結果、特に色の再現性について、話を進めたいと思います。
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